GW明けと退職代行

GW明けと退職代行

両学長のライブで、GW明けで退職代行の利用が増加していると聞きました。

調べてみると、業者によってはGW明けに1日で100件以上の予約が殺到しているそうです。

やはり、連休で楽しんだ後に会社で働くのは、だれしも憂鬱なのでしょう。

また、大型連休中に家族、友人と過ごす中で自己を見直し、努めている会社や従事している仕事に疑問や不安を抱くのかもしれません。

40過ぎの中年ですら連休明けに働くのは面倒と感じるのですから、新入社員の方たちはなおさらそうなのは想像に難くありません。

自分が会社に入った時とは違い、現代の新入社員がやらなければいけない事、覚えなければいけない事柄、習得しなければいけないスキルなどは格段に多くなっています。

果たして、一人の人間に短期間にこれだけの情報を与えて、身に着けることが可能なのか、若いことを差っ引いても人間の能力の限界を超えているように感じられ、他人事ながら心配になります。

従業員に多くの業務を与え、強い負荷をかける現代の働き方においては、退職代行というのは一つの有力な選択肢であるのでしょう。

給与や社会保障、安定性などといったメリットと、仕事の負荷、嫌な人間関係、会社の体質と自己の性質の齟齬といったデメリットを天秤にかけ、デメリットが大きいと感じたならその場を立ち去るという判断力は、若い人であれ、自分の様な中年であれ今後の世の中で必要かと思われます。

ただ、悔いのない判断をするためには状況を正確に把握していたり、冷静な思考力が必要であり、追い詰められている人間はそれらを保ちにくいという問題もあるのですが…

セミリタイアを日々願い、目標としている自分には、いろいろと考えさせらる話題でした。

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